旧カルビー仮面ライダーカード No.101 N初版の初版「縦クレジット」、No.129 N4版、No.140のN初版、N2版、S地方版など

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旧カルビー仮面ライダーカード No.101 N初版の初版「縦クレジット」、No.129 N4版、No.140のN初版、N2版、S地方版など

2019.4.6

今回は、最近このコーナーによく出てくる、N初版の初版やらN4版やら、「なんのこっちゃ、わからんわ」とおっしゃっておられる人にあらためて説明します。
そもそも、こんな表現が出る原因となったのが、N版のNo.101「タテクレジット」と、No.129「本郷、本郷、一文字」。コレクターに人気のこの2種類のカードが、今までのN初版、N2版、N3版にあてはまらない事にありました。その後、色々とヒントとなるブツが発見され、No.101「タテクレジット」はN初版の初版、No.129「本郷、本郷、一文字」はN4版に落ち着きました。
ただし、N4版に関しては初版分のNo.200~215でN表記のカードが発見されていないので本当の所、判っていません。NR7の初期発売分で再販の番号のみ、N表記のまま発行された可能性はありますが、憶測にすぎません。   
NR7版は関東系のカードにもかかわらず、数が少なく調べるのは大変です。   


ちょっと難しい解説になってしまったので、ビギナーの人向けにやわらかく説明します。
まず、ライダーカードはNo.1~546までを、21回にわけて順次発行されました。   
1回目から4回目までの発行分には、カード裏面の右下に記号が付いていません。   
なんと!5回目から、N、S、T、TSなどの記号が登場します。
その5回目にあたるNが「N初版の初版」「N初版」「N2版」の3種類に分けられています。番号ではNo.188までに存在します。
そして6回目に出たNがN3版となり、番号はNo.199までに存在します。   
N以外の記号は6回目から、SR6、TR6となり、「R」と「数字」が後ろに付きます。
7回目に出たと思われるNがN4版となります。ただし7回目には、NR7、KR7、SR7、TR7の4種類の記号が揃っていてNが入るスキがありません。   
しかし、NR7、KR7、SR7、TR7と同じ特徴のNのカードが次々に見つかっています。   
これが何なのか、真実は私にはわかりません。優れた研究家の成果の発表に期待します。   
しかし、このN4版、とにかく数が少ない!!超レアーでやっかいな存在です。

  

 

■No.140
絵柄が2種類あり、N初、N2版、S、T、TS版は、初期型サイクロンに乗る、体は仮面ライダーの本郷猛。N3版を含む他の記号は新サイクロンに乗る仮面ライダーの正面からのショット。
★★ タイトルも色々と異なり、N初版は「サイクロン・第1号にのる本郷猛」。   
N2版は「走れ サイクロン」。これは「走れ」と「サイクロン」の間に1文字あきがある。   
S版は「走れサイクロン」、TとTS版も「走れサイクロン」ですが、「走れ」のルビが「しはれ」になっている。   
N3版を含む他の記号は「新サイクロンのひみつ」となります。
★★★ N初、S、T、TS版は本文4行目が「ちかくとうじょうするので、それがたのしみだ。」   
N2版のみ「ちかくとうじょうするぞ」。   
N3版を含む他の記号は本文も全く変わってしまっている。
★★★ S地方版は、本文2行目「よ」の形が違う。
★★★ 7版以降は、クラッシャーの左側など、青空の処理が不自然ですが、SR11版で青空をキレイに修正したカードがある。数は少ない。 

 

 

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