今回は先づ、旧カードから2つピックアップします。
■No.26 ★★★ ザンブロンゾの向かって左目に白い眼光がありますが、ゴシック版で同じサイズ、形の白玉が左目の右上に3個斜めに並んでいるタイプがあり、明らかな位置違いや、ピンクや緑のタイプなど色々あるので、比較するとおもしろいです。
■No.51 ★★★ 文章中の「石森章太郎」のルビが通常は「いしもりしょたろう」となっているが、「いしもりしょうたろう」と一部が手書修正のタイプがあり、珍しい。
ここから前回の続きですが、No.129はたくさんのポイントがあり、ややこしくて、めんどうくさいので、あまりやりたくなかった・・・。
■No.129 ★ コレクター間であまりに有名で高額な取引がされる「オール本郷」は、TR6版の一部とSR8版の一部に存在します。そもそも「オール本郷」とは、タイトルと文章の人物名が3箇所出て来る所が、全て「本郷猛」となっている正解のタイプです。 ★★★ TR6版の「オール本郷」タイプは、クレジットの一部にも手書き修正が施されています。 ★★★ 「オール本郷」に対し「オール一文字」(写真は本郷猛なので、これは大間違い)があり、記号では、N1、N2、N3、S、T、TS、TR6の一部、SR6の各版になります。中でも、TR6版は「オール一文字」タイプであっても、数がきわめて少なく、高値で取引きされています。 ★★★ 「オール本郷」と「オール一文字」以外は上から順に「本郷、本郷、一文字」タイプとなり、一般にノーマルカード扱いされていますが、NR7版の初版にあたるN4版はありふれた「本郷、本郷、一文字」でありながら、「オール本郷」よりも出現率が低く、昔からヘビィコレクターの間ではこれまた高値で取引されています。 ★★ 本文6~7行目は通常「タイフーンが、まわりはじめた」ですが、N初版のみ「タイフーンが、風をうけいれてまわりはじめた」。またS版のみ「タイフーンがまわりはじめた」となっている。 ★★★ このNo.129は人気カードで同じ物をたくさん収集されておられるコレクターさんも多いと思うので、こんなのもありますよ、を3つ。(多数確認済)SR11版でズボンの左ポケットからオレンジの糸がほつれているタイプ。R11版で左上空に十字の雲があるタイプ。KR8版で山火事になっているタイプ(色々あります)。
■No.130 ★★★ 8版以降は本文3行目、通常は「~おれにまかせて.、」となっているが、KR11版は「~おれにまかせて、」の修正版と前述エラー版の2種類がある。 ★★ N4版はライダーの右手に赤線が入っていて、ベルト後部上に青いトゲがはえているタイプ。
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