今回は旧カードの「明朝」です。明朝の基本的な4種類を簡単に説明します。
まずは最近人気の高い紙悪(かみわる、カミワル)タイプ。ザラ紙を使用しているので区別が付きやすく、また酸化しやすいので、白くキレイなカードは存在しない(北海道でも出ない)。 ある理由で1番のくも男にはこのタイプが多い。
紙悪タイプにはもう一種あり、パッと見は判別しずらいですが、少々ざらついていて、紙が硬いタイプ(紙硬タイプ、カミカタタイプ)。 くすんだ青色が強く、写真が薄暗い印象です。 また、裏面のフチに独特の汚れが付くので、これで判別できます。
3番目に明朝といえば、ノーマルタイプ 「表14局」「表25局」から続く、写真が自然な色合いの明朝。 空が強調された絵柄には裏面のふちに淡い水色のインクが付き、美品のカードは輪をかけて美しい大人気カード。
最後は新明朝タイプ No.106~128の新明朝が発行された時、再版分として同時に刷られたもので、特徴は裏面の文字のインクが茶褐色で、写真は赤色が強く、大変美しい色合いです。(昔のカードやブロマイドのコレクターは赤色が強いもの程好まれる。)
以上で明朝の基本4種を説明しましたが、それぞれに中間的なカードもたくさんあるので、気に入った絵柄で大量に(100枚以上)集めて並べてみると、かなり面白いです。新発見があるかも?
明朝ついでにマニア情報を、、、紙悪タイプの35番と73番は今のところラッキーカードしか発見出来ていません。もしノーマルタイプのカードであれば超レアーカードです。 次回はまたビギナーの人にとって気になる情報をお届けします。
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